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【稲盛和夫ダイアローグ実践研究会】(月一開催)『オープンダイアローグと稲盛和夫 縁聴論的試論』
「あの人にどうだろう!」という方にうっかりお伝え頂けると助かります。
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最後に、フィンランドのケロプダス病院では「スタッフが辞めない職場」(下平2015)というレポートもされている。私も経営者の端くれであるが、このことは組織のリーダーや経営者にとってはとても大切な事だと思う。あまり知られてないが、経営の神様と呼ばれる経営者の中には、創業時から「こころ」を大切にすることを明らかにし、「労使同軸」(福井1992)という理念が生まれた会社がある。その創業者の日々の経営にはリフレクティング・プロセスの痕跡を見いだすことができる。地域での可能性に加えて、働く場と経営の場にもオープンダイアローグの可能性は開かれていると確信している。(ナラティブとケア第15号/オープンダイアローグで開かれゆく地域 /小畑あきら/遠見書房2024刊)
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企業という垂直構造のなかで、如何にして対話的に繋がりゆけるのか。
稲盛氏は創業時から京セラは何でも言っていい会社と社員に訴えた。果たして垂直構造の中で可能だったろうか。
労働組合の幹部は飲み屋で社員が会社のことを話していると「なぜ経営者の前で話さないか」と諫めたと聞く。だからといって経営者の前で言えるかというと難しいと思う。
がリーダーシップに加えてフォロワーシップが機能することで、水平構造にはなれなくても、斜めにはなりうる。なっていたと思われます。
京セラの経営理念は有名で知られていますが、労働組合の理念は「労使同軸」だったと聞きます。下が転態して同軸上で肩を並べるイメージができますが、それも現実的には難しいと思います。
経営理念同様に他方に「労使同軸」という理念を掲げ両方を眺められるようにすることで斜めにはなりうる。なっていたと思われます。
経営者の居ないところで経営の話をしない。
従業員の居ないところで現場の話をしない。
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京セラ創業者稲盛和夫と組織(京セラや盛和塾)での人と人の間(あわい)にみるオープンダイアローグ的思想、リフレクティング的な対話実践を空間論的に再解釈し明らかにすることによって、垂直構造で硬直しがちな企業に水平方向の広がりと、ダイアローグがおこる権力勾配への新たな認識を、皆さんと共にダイアローグを体験しながら得ていく会です。
稲盛和夫氏の随行カメラマンとして、また京セラ社内報の取材と撮影という「外部からの観察」=如是我聞を原資に、集まられた皆さんの声と共に具体的に如何にすれば企業という垂直構造の中で対話的に繋がりゆけるのかを月に一度場を設けて研究します。
この研究会は、会員制ではなく、規約もなく予算もありません。
参加される方は「参加予定」を押しておいてください。
登録・受付などは特にありません。継続参加の必要もありません。
ドタキャン・アポなし参加、遅参早退自由自在です。
参加零の場合は和室にて「坐」しております。
参加費:
Donation(参加者の売上高収入に応じて・有無任意)
日時:
第1回 2025年3月1日土曜日18:00~21:00
場所:
ドーンセンター4階和室
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
(京阪天満橋駅から徒歩15分ぐらい)
参加資格:特にありません
社長さんも
従業員さんも
愛してる人も
愛されてる人も
泣いてる人も
笑っている君も
平和な人も
闘ってる人も
よく働く人も
働かない人も
うまくやれる人も
しくじってる人も
お金のない人も
ありあまってる人も
古い人達も
新しい人達も
教えてる人も
教えられてる人も
Tonight's gonna be alright(Motoharu Sano 1985)
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Event Venue & Nearby Stays
天満橋 ドーンセンター, 大阪府大阪市中央区大手前1丁目3−49,Osaka, Japan