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2016年、世界で初めてハンセン病を伝える講談が生まれました。以来、自主公演の他、自治体や人権団体、学校等からのご依頼を受けて公演を重ね、ハンセン病の歴史や、誤った国の施策、非人道的な差別の事実、回復者の方々の人生や思いを伝統芸能である講談で力強く伝えています。
新型コロナウィルスの蔓延による大きな社会環境の変化を越えた今、正に、当時のハンセン病施策が取られた時代の社会反応と同じことが起きていたことがわかります。
そして、このハンセン病の歴史や、そんな非人道的な差別の中を生き抜いてこられた回復者の方々の人生は、「命の尊さ」「生きることの素晴らしさ」そして「今の時代に大切なこと」を教えてくれます。
一方、日本は経済大国、豊かな国と言われながら、先進国では世界で最も児童生徒の自殺が多い国となってしまいました。
そしてそれはさまざまな手は打たれながらも、若い人達の自殺は減少することなく、むしろ増え続けてきました。
なぜ?
そして、今の日本は本当に豊かな国なのでしょうか?
2025年公演では、ハンセン病を伝える講談第2作となった「沖縄愛楽園編」に、さらに理解を深めていただくために、私達が体験したコロナ禍の時の社会情勢を重ね見る演出を加えてご覧いただきます。
また、2016年初公演のように、講談だけでなく1つの舞台として、歌、音楽を織り交ぜたプログラムでご用意しております。
ハンセン病から回復しても尚、ハンセン病問題は解決していません。
だからこそ、非人道的な差別を生き抜いてきた回復者の方々の思いや声を聞くことで、生を受けた尊さを改めてかみしめていただきたいのです。
皆さんもきっと、回復者の方々の人生から、「何か」を受け取られることと確信しています。
入場は無料となっておりますので、是非この機会にご覧ください。
<イベント詳細>
【入場最大数】200名
【入場料】無料
【対象】高校生以上
※お話には、命が失われるシーンも出てくるため、概ね高校生以上を対象とさせていただいていますが、静かに鑑賞いただけるのでしたらお子様同伴も可能です。
【受付】事前申し込み優先
※お席があれば事前受付無しでも当時ご入場いただけます。事前申し込みにて満席に達した場合はこの限りではありません。
【受付方法】
①当イベントページでの参加ボタン
②公式サイトでの申し込みフォームよりお申し込み
https://www.kazenonaruoka.net/events2025
③当プロジェクト主催者または出演者、スタッフへのお申し込み
※参加表明いただいた方は、後日改めて確保ご希望席数を確認させていただきます。
【出演者】
(講談)旭堂南舟
【会場】エルモ西淀川 ホール
【日時】2025年3月1日
(開場 12時30分予定 開演 13時予定)
★全席自由席
※一部、招待席、記録席となります。
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Event Venue & Nearby Stays
西淀川区民会館(エルモ西淀川), 大和田2-5-7,Osaka, Japan