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令和6年10月21日(月)再び
『銀鏡 SHIROMI』の上映会と赤阪監督のお話会を
今度は京都の泉妙院さんにてさせていただくことになりました。
星とつながる場所にご縁をいただけました。
泉妙院さんを繋げてくださったのはchiicoさん。
まだこの繋がりの全貌は不透明なところはありますが
この上映会は
泉妙院さん、chiicoさん、草と本のダイモンナオさんの4名で
開催させていただきます。
この星の繋がりがどんな軌跡(奇跡)となるのか。
楽しみです!!
今回の繋がりにご参加される皆さまへ
お会いできること楽しみにしております⭐︎
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赤阪友昭監督による「星の神楽」をテーマにした
ドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』
銀鏡神楽と共に季節と暮らしがめぐり
人々が神楽と向き合うことで地域がめぐっていく様子を
丁寧に映しとっていくドキュメンタリー映画となっています。
映画上映会と赤阪監督をお呼びしてのトークイベントを行います。
<イントロダクション>
凍てつく冬の夜、太鼓と笛の音が山里から聞こえてくる。ここは宮崎県西都市銀鏡、奥日向にある神楽の里。夜空に瞬く星のもと、五百年以上前の古より伝わる「星の神楽」を舞う人々がいる。祈りは星に住まう神々へ届けられ、宙からこぼれた星々が、やがてこの地を恵みで満たす。この映画は、日本の古層に秘められた星への祈りとそれを未来へと語り継ぐ神楽の里の物語である。
<ストーリー>
映画「銀鏡 SHIROMI」には、二つの時間が流れます。
ひとつは、村人が立ち上げた柚子の加工会社「かぐらの里」をはじめとする村の一年です。限界集落の村で、柚子や唐辛子を生産し加工までを自ら担うことで雇用を生み出し、村に住み続けて神楽を守ろうとする銀鏡の人々。過疎の波に揉まれながらも、20年以上山村留学を通じて人を育て、学校を残してきました。決して未来を諦めず、今という時間をひたむきに生きる彼らの暮らしがそこにはあります。
そして、もうひとつは、銀鏡の自然に流れる悠久の時間です。春の訪れを告げる山の花々、山肌を流れる清らかな水、森に住まう動物たち。山の恵みを感じながらも、宙を見上げれば星降る夜、そこには銀河の時間すら感じることができます。 銀鏡の里では、一年に一度この二つの時間が邂逅するときが訪れます。銀鏡神楽です。銀鏡は今も神聖なる自然と人が一体となって存在している場所。映画は、銀鏡の四季を通して、神楽と共に生きる里人たちの暮らしと時間を辿ります。
映画『銀鏡 SHIROMI』公式サイト
https://shiromi-movie.com/
☆☆☆☆☆
本作は、2021年度東京ドキュメンタリー映画祭において人類学・民俗映像部門のコンペティション(審査員:中沢新一氏+北村皆雄氏)で見事グランプリを獲得いたしました。
審査員のお二人からは「銀鏡神楽の構造は非常に複雑であるにもかかわらず、その本質が星への祈りであることを見出して映像化したこと」に加え、「単なる記録映像の域を超えて美しい映画として成立していること」を評価していただいての受賞となりました。
実際、500年以上にわたって継承されてきた銀鏡神楽には伊勢神宮の神嘗祭や天皇の即位式である大嘗祭と同じコンセプトの古代祭祀の気配が残されており、日本の祈りの基層ともいえる星をモチーフとした古代祭祀の実践が至るところに散りばめられています。
この映画はけっして神楽という伝統芸能だけを取り上げたものではありません。少しだけ、銀鏡神楽の本質についてご紹介しておきます。天皇の即位式である大嘗祭が五日間という祭りであるのと同じように、銀鏡神楽も五日間のお祭りの中で奉納されます。銀鏡神楽の舞殿は内神屋と外神屋に分かれており、古墳時代の前方後円墳と同じ思想に基づいています。内神屋は籠りの場であり、外神屋は斎場としての役割を担っています。少し詳しくお伝えすると、内神屋の神殿は北東の艮(うしとら)に、そして外神屋の神籬は西南の坤(ひつじさる)に配置されています。艮は、鬼門とされ、水気という神の世界と木気という現世の世界の間(あわい)の方角。また坤は、火気という肉体の世界と金気という死の世界の間の方角であり、魂の送りを促す先でもあります。
星を祀る神事は、今の日本では稀有な祭りです。日本の古代思想のエッセンスがぎっしりとつまった銀鏡神楽のドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』をぜひご覧ください!
(以上は、大阪・第七藝術劇場での上映時に映像人類学フォーラムの皆さまに宛てた監督からの案内の転載です)
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🔻申し込みフォーム
https://forms.gle/iDGYAaLdaEmW9MKC7
(この上映会は、申し込みフォームからご予約ください。)
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≪開催概要≫
映画『銀鏡SIROMI』上映会&監督トークイベント
※監督トークイベントは夜のみ
2024年10月21日(月)
①第一部 上映
と き:13:00-15:00(open 12:30)
参加費
一般:2500円 未就学児 無料
定員:30名
▶︎タイムテーブル
12:30 開場
13:00 映画上演
15:00 映画終了
②第二部 上映
とき:18:00-20:00(open 17:30)
参加費
一般:2500円 未就学児 無料
定員:40名
▶︎タイムテーブル
17:30 開場
18:00 映画上演
20:00 映画終了
②第三部 監督トークイベント
とき:20:15-21:00
参加費
一般:3000円 未就学児 無料
定員:40名
⭐︎上映会と監督トークイベント両方参加の方は早割あり
5500円⇨5000円(9月末まで)
※お車でお見えの方は、近隣の駐車場をご利用ください。
ご不明点などがありましたら
お氣軽にお問合せください。
当日のお越しをお待ちしております。
[主催者] まわりてめくる / chiico(sen_) / 泉妙院 / ダイモンナオ
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Event Venue & Nearby Stays
泉妙院 - 光琳菩提所 興善院旧跡, 京都府京都市上京区妙顕寺前町515−12,Kyoto, Japan