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石川一雄さんを追悼する(4月29日講演会の呼びかけ)石川一雄さんが亡くなられて1週間が経とうとしています。
3月15日には、急遽の呼かけにも関わらず、大阪駅前の追悼行動に100名を超える仲間が集まってくれました。
しかし、私たちの胸にぽっかりと空いた穴はなかなか埋まりそうにありません。
沈殿した悲しみと寂寥は今なお言葉を知らず、出口を求めて彷徨い続けています。
1人では克服しがたい痛みを乗り越えるために、私たちには、今、互いの手を握り、共に泣き、悲しみを分かち合う多くの時間が必要です。
石川さんが生きて雪冤を果たし、夜間中学に通い、ケニアに出向き、思うがままに自由を謳歌することが、私たちのただひとつの願いであり、目標でした。この願いは、石川さんと共に消えてしまいました。この社会は、石川さんに殺人犯の烙印を押したまま死なせてしまった。それだけは避けたいと思っていた残酷な未来が現実のものとなってしまいました。
私たちは、わが胸を叩いて、問い続けています。こんなことがあるのか、こんなことがあっていいのか、と。
裁判所は、なぜ19年間もの間、1人の証人尋問も、1つの証拠調べもしてくれなかったのか。検察はなぜ、証拠調べに異を唱え続けたのか。また、なぜ、私たちの社会は、無実の人間に刑罰を加えることを許し、見殺しにしてしまったのか。なぜ私たちはこのような社会を変えることができなかったのか。私たちには、これらの疑問を抑えることはできません。それどころか、これらの疑問を叫び続ける以外に、生きることも、前に進むこともできません。
私たちは、残された早智子さんの耐え難い孤独を埋め、早智子さんと共に歩みたいと心から願っています。
また、石川さんに降りかかった悲劇が単にヒューマンエラーではなく、法的不備がもたらしたものであるとすれば、二度とこのような悲劇を繰り返さないために、再審法改正の早期実現に取り組みます。
当実行委員会は4月29日の講演会を予定どおり行います。全国各地の追悼行動と並んで、すべての仲間と悲しみを分かち合いながら、狭山事件の再審実現に向けて、新たな希望を取り戻していきたいと思っています。
このことを石川さんの霊前に誓い、追悼の言葉、あるいは講演会のよびかけとさせてください。
狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西実行委員会
■講演会案内
と き 4月29日13時半
ところ PLP会館ホール
https://g.co/kgs/jMNvrBJ
講 演 黒川みどり(元静岡大学教授/歴史学)
テーマ 狭山事件と今日の部落差別
資料代 1000円(高校生以下、しんどい方無料)
主催 狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西実行委員会
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Event Venue & Nearby Stays
PLP会館, 北区天神橋3丁目9-27,Osaka, Japan