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A. コレッリ作曲 「ヴァイオリンとヴィオローネもしくは チェンバロのためのソナタ」作品5 全曲演奏会(前編)8月17日(日) 昼の部13時30分開演、夜の部17時開演 *昼夜共に同一プログラム
於:今井館聖書講堂(本駒込)
出演:鷲見明香(バロック・ヴァイオリン)、懸田貴嗣(バロック・チェロ)、平井み帆(チェンバロ)
チケットお取り扱い:
東京古典楽器センター 03-3952-5515
TIGET https://tiget.net/events/362693
演奏曲目
A. コレッリ: ソナタ作品5より 第1, 3, 5, 7, 9, 11番
B. パスクイーニ: スコットランド人のためのトッカータハ短調
F.アマデーイ: チェロと通奏低音のためのソナタ
「全ての道はローマに通ず」とは古くからのことわざですが、18世紀以降ヨーロッパ各国で発展したヴァイオリン音楽の源流を辿ると、必ずと言ってよいほど、そこにコレッリの存在を見出すことができます。例えば師弟関係からなるヴァイオリン楽派の原点というだけでなく、ソナタや協奏曲の作曲技法や演奏様式においても、18世紀以後、古典派〜ロマン派の作品の背後にまで非常に重要で確信的な存在感を放っています。
弦楽奏者の宝庫であったボローニャでヴァイオリンの技術を磨き、ローマで寛大なパトロンの庇護のもと、作曲技法にも力を入れ、優秀な同僚と多くの弟子に慕われ活躍したコレッリ。彼の唯一のヴァイオリン独奏作品であるソナタ作品5はその魅力が1音1音に凝縮され、端正に調えられた珠玉の名作です。
この作品を修士論文課題に選んでから約15年、様々な側面から研究し、幾度となく演奏する中で、素晴らしいバランス感覚で書かれ、ヴァイオリンの持つ純粋な歌心と語り口を自然と引き出すこの作品を演奏できる幸せを感じてきました。
そしてこの度、満を持して、イタリア音楽に造詣の深い共演者お二人の心強いサポートのもと、これらの作品を是非まとめて皆様にお届けしたいと思い、全曲演奏会を企画しました。今回は奇数番号編です。 平井さん、懸田さんの演奏するローマの同時代人のチェンバロ、チェロそれぞれの独奏作品も必聴です。 鷲見明香
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Event Venue & Nearby Stays
今井館聖書講堂, 本駒込6-11-15,Bunkyo,Tokyo,Japan