Advertisement
概要今年は戦後80年・日韓基本条約60年の年ですが、近代日本の戦争と植民地支配をめぐる歴史を正当化し、不都合な加害の事実を改竄する動きが政治・社会双方において進行しています。そうした現在であるからこそ、改めて、植民地支配に対する責任追及、個人補償、それにふさわしい歴史認識、すなわち、植民地支配の犯罪と罪に対する歴史認識の確立が求められているのではないでしょうか。日本に求められている植民地支配責任とは、(1)植民地支配そのものに対する責任(植民地責任)、(2)そのなかでの人道に対する罪に相当する犯罪(植民地犯罪)への責任という2点から説明することができまず。その両者について、求められる歴史認識とは何かを、朝鮮における植民地戦争の歴史と関わらせながら論じたいと思います。
▪︎登壇者プロフィール:愼蒼宇(シン・チャンウ)さん 1970年生まれ。一橋大学社会学研究科(社会学博士)。法政大学社会学部教授。
Advertisement
Event Venue & Nearby Stays
文化センター・アリラン, 東京都新宿区歌舞伎町2丁目19−12,Shinjuku, Japan
Tickets