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Phidias Trio vol.11 “In-between”【プログラム】
夏田昌和:新作 (2024 委嘱新作・初演)
ヴォルフガング・リーム:Gesangsstück (2002)
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ:Qasid 3 (2000-2001)
ルイージ・ダラピッコラ:パガニーニのカプリッチョによるカノン風ソナチネ (1942-1943)
どんな時代にあっても、過去から学ぶべきことは多い。しかし、新しい芸術を生み出すためには、その先の未来に目を向けなければならない。音楽家たちはいつも過去と未来のはざまに立たされることになり、そこに多くの葛藤や格闘が生まれる。だからこそ「今」の音楽たりえるのである。
今回のフィディアス・トリオの公演 “In-between”=「はざま」では、このことを様々な角度や視点から炙り出す。ヴォルフガング・リーム、ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ、ルイージ・ダラピッコラの作品に加え、夏田昌和による委嘱新作を初演する。
彼らはどのように過去の潮流と対峙し、独自の道を見つけていったのか。多種多様なそれぞれの答えは、未来を照らす揺るぎない光となるはずである。
2024年12月13日(金)
19:00開演(18:30開場)
杉並公会堂 小ホール(杉並区上荻1-23-15)
一般3,000円 / 学生2,000円
【出演】
Phidias Trio (フィディアス・トリオ)
ヴァイオリン・ヴィオラ 松岡麻衣子
クラリネット 岩瀬龍太
ピアノ 川村恵里佳
【プロフィール】
Phidias Trio
2017年に結成。これまでの主催公演では、現代の優れたクラリネット三重奏の作品を取り上げるとともに、 オーストリア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、トルコ、韓国、日本の若手作曲家の新作を初演し、好評を博す。また、ハニャン現代音楽祭(韓国・ソウル)や、日本作曲家協議会主催「日本の作曲家2021」等、数々のプロジェクトに招聘されている。2021年12月に出演した日本現代音楽協会主催「ペガサス・コンサート vol.3」の公演の模様は、NHK-FM「現代の音楽」にて、2週に渡って放送された。読売新聞に掲載の「評論家4氏が選ぶ今年の公演ベスト3」にて、2023年の主催公演「Phidias Trio vol.9 “Re-interpret”」が選出される。2024年4月、レーベル「蛍光資料」より、「Works for Violin, Clarinet & Piano - Francesconi, Watanabe, Manoury, Hong」をリリース。
https://phidias-trio.com
お問合せ
[email protected]
主催:Phidias Trio
このコンサートはサントリー芸術財団佐治敬三賞推薦コンサートです。
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Event Venue & Nearby Stays
杉並公会堂小ホール, 東京都杉並区上荻1丁目23−15,Suginami, Nerima, Japan
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