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HIROYUKI DOI（土井宏之）作品、クリスティーズニューヨークで競売にかかる! （2021年1月21日）3年間連続でクリスティーズに!!!HIROYUKI DOI（土井宏之）作品の中でも畳一畳大の和紙の大きな作品「輪廻転生(2010)」が世界最大のオークションハウスであるクリスティーズ(ニューヨーク)にて来年2021年1月21日に競売にかかることになりました。
2019年、2020年そして来年2021年と3年間連続で土井宏之作品がクリスティーズで競売にかかるとは夢にも思っておりませんでした。本当に作家冥利に尽きます。
また、過去2年間のクリスティーズでの売り上げは貧困に苦しむニューヨークハーレム地区の子供達の教育のために使われています。未来を担う子供達のために少しでもお役に立てていることを大変嬉しく思います。
クリスティーズニューヨーク
2021年1月21日(10:00 AM アメリカ東部時間) | ライブオークション19050
アウトサイダーとヴェノキュラーアート
CHRISTIE’S NEW YORK
20 Rockefeller Plaza
New York, NY 10020 U.S.A.
クリスティーズニューヨークの公式頁より：
https://www.christies.com/lot/lot-hiroyuki-doi-b-1947-the-transmigration-of-6303362/?from=salesummary&intObjectID=6303362&lid=1
クリスティーズの上記のサイトでは、土井宏之作品の拡大写真がご覧になれます。
ロット10
土井宏之
輪廻転生(2010)
インク、和紙（越前和紙）
97 x 189 cm (畳一畳大）
ロットエッセイ（クリスティーズニューヨークのLot Essay 翻訳：大塚芳子）
日本人の腕の良いシェフの土井宏之は、弟を突然亡くした後にアートに癒しを求めるようになりました。
そしてシェフとしてのキャリアを捨て、アートに全面的に打ち込むようになり、土井宏之独自の今では有名になったサークルドローイングを1985年頃から描き始めたのです。
サークル（まる）は実に基本的な形ですが、象徴的な意味では力強さ、そして豊かさ、調和、広がり、人生のサイクルなども表現しています。土井作品は、和紙上に極細のペンのみで非常に多くの波打つような神々しいまるが綿密に描かれており、観る人は強烈にとりつかれてしまいます。
繰り返しまるを描く土井の創作過程は瞑想的とも言えます。この作品「輪廻転生」では、土井の描く非常に多くのまるは、浮かんでいたり、もくもくと立ち上がる雲のようでもあり、または無限に広がる宇宙のようでもあり、観る人を包み込んでしまいます。
(クリスティーズニューヨークのご好意により)
土井宏之の創作過程は下記の動画にてご覧頂けます。
動画「HIROYUKI DOI まるの世界」
多くの皆様に土井宏之の大作「輪廻転生」（2010)をご覧頂けましたら幸いです。
どうぞこの時期、体調には呉々も留意されて下さい。
大塚芳子
Yoshiko Otsuka
Yoshiko Otsuka Fine Art International
土井宏之作品：
HIROYUKI DOI（土井宏之）、輪廻転生（2010)、インク、和紙、97 x 189 cm (38 x 74 1/4 インチ）
（写真）大塚芳子
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Event Venue & Nearby Stays
Christie's, 20 Rockefeller Plz, New York, NY 10020, Long Island City, United States