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無農薬米の日本酒だけを販売する、すてきなコンセプトの酒屋「岡酒商店」が、わにの近所にあります。これまで、ナチュラルな日本酒を飲み比べる会や、日本酒の酒造りに密着したドキュメンタリー映画の上映会など、コラボ開催してきました。
その店主である岡さんが2年がかりで作り上げた、早生蜜(わせみつ)ミード「3mittsu」が、遂に完成したそうなので、1月19日(日)の15時より、岡さんをお招きし、お話会&試飲・販売イベントを開催します。
詳細ページはこちら
https://spacewani.com/3mittsu/
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イベントでは、試飲のお酒を3杯(3種類)お出しします!
おひとりでも、お友達やご家族と一緒でも大歓迎です。
お酒が好きな方だけでなく、蜂蜜や自然養蜂に興味がある方にとっても、このお酒が出来上がるまでのプロセスを聞きながら、試飲できる貴重な機会なので、ぜひお気軽にご参加ください。
また、当日ご来場いただけない方へ、お話会の部分をオンライン配信(無料)を開催する予定です!
詳細が決まり次第、WEBサイトでお知らせします。
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◆主催者ぬんより
ぼくが応援している(お世話になっている?)酒屋、岡さんが、ついについに、すてきなコンセプトのお酒を生み出しました。
自然環境のつながりの象徴でもある蜂。そこから生まれたナチュラルなお酒。
仕上がりもとても良いみたいです。
よかったらぜひご一緒に、すてきなストーリーとお酒を楽しみましょう。
◆早生蜜(わせみつ)とは
糖度が78%を超えず「蜂蜜」になっていない蜜のことを、早生蜜(わせみつ)と呼んでいます。
蜂蜜が腐らないことは、ご存知の方も多いと思います。
それは糖度が高いためです。
腐らないために必要な糖度は78%以上。
蜂は蜜を巣に持ち帰った後、必死に羽ばたいて蜜の水分を飛ばし、糖度を上げていきます。
採蜜のタイミングによっては、まだ水分が飛ばしきれずに78%に糖度が届かない蜜が存在します。
それが早生蜜です。
通常、早生蜜は糖度が高い蜂蜜と混ぜることで全体の糖度を上げて蜂蜜として販売されるため、一般に出まわることはごく稀です。
早生蜜は放置しておくと腐りもしますし、自然発酵することもあります。
当然、成分も蜂蜜とは少し異なり、甘みはあっさりしていて口当たりは滑らかです。
栄養素も種類が多いと言われています。
※早生蜜(わせみつ)は、現在商標申請中の造語です。
◆ミードとは
ミードは蜂蜜と水と酵母が混ざり、アルコール発酵してできるお酒です。
世界最古のお酒ともいわれ、紀元前のエジプトでも飲まれていたといわれています。
アルコール発酵は、酵母が糖質を食べて、アルコールと炭酸ガスを排出する行為です。
蜜には糖質があるので、適切な水分量の中、酵母が働く環境が整えば、アルコール発酵が起こることは自然です。
蜜とアルコールを混ぜたものではなく、蜜を原料に発酵してできるお酒です。
北米では「ハニーワイン」と呼ばれることもあります。
アルコール発酵が進むと液体中の糖質が減少していくので甘みはどんどん減っていき、アルコール度数が高くなります。
日本では昔からニホンミツバチが暮らしていますが、ミードはほとんど広まっておらず、近年やっと海外から醸造方法を取り入れて造られ始めています。
◆店主・岡さんより
2022年の夏に神戸市西区のマルシェで「さとのわ養蜂研究所」さんに出会いました。
きっかけは、早生蜜から作られた、一杯のレモネードです。
さっぱりとした爽やかな甘さがあり、とても美味しかったので、原料の蜜に興味を持ちました。
その際、早生蜜は美味しいのに、放置すると発酵してしまうので、使い道に苦労しているというお話を伺ったのです。
神戸市西区に拠点を構える、さとのわ養蜂研究所は、野菜、果物、米などの自然栽培と、養蜂、また養蜂家を育てる活動も行なっています。
その養蜂は「自然養蜂」と言われたりしており、一般的な養蜂とアプローチが異なります。
さとのわ養蜂研究所の目的は「蜂を増やすこと」。
ポリネーター(花粉を運ぶ昆虫や動物)としての蜂を増やすことで、他の自然栽培の作物との相乗効果に期待します。
蜂の巣の維持が主目的のため、採蜜するのは、巣内の蜜が多くなりすぎる初夏の数カ月に限ります。
そして、これらの蜜は、採蜜日ごとに分けられ、混ぜることなく、非加熱で消費者のもとへ届けられます。
時期により咲いている華は異なりますので、混ぜないことで「その時の自然な蜜」をそのまま味わおうという考えです。
一般的に、早生蜜は糖度が高い蜂蜜と混ぜることで、全体の糖度を上げて蜂蜜として販売されますが、混ぜずに、そのままの状態で、どうにか役立てる方法はないかを模索されていました。
このお話を伺い、真っ先に思いついたのが、ミードでした。
さとのわ養蜂研究所と岡酒商店は、自然や環境に対して同じ方向性を目指していると感じたため、「共に早生蜜ミードを造れば、多くの方に蜜蜂の現状を伝えられるのでは」と、この企画を思い描きました。
今回、醸造にご協力いただけることになったのは、兵庫県奥丹波の「山名酒造」さんです。
2024年夏に採蜜した早生蜜を、酒蔵へ持ち込み、若手の蔵人たちが中心となってミードの醸造にチャレンジしてくださいました。
ミードの醸造は夏場に行います。
多くの日本酒蔵が、本来、酒造りを行っていない夏の間、蔵人たちは稲作をしたり、営業活動を手伝ったりされています。
その期間にミードを醸造できるようになれば、蔵人たちの新たな仕事を生むことにも繋がります。
・さとのわ養蜂研究所に対して、早生蜜の活用方法に対する悩みを解決できること
・酒蔵に対して、夏場の新しい仕事や、新商品を生み出せること
・自然界や蜂に対して、自然養蜂への関心を拡大させていくことで、ポリネーター(花粉を運ぶ昆虫や動物)を増やしていけること
この「三方良し」の状態が造れることから、お酒の名前を「3(mittsu)」としました。
ラベルは、神戸市の画家「松栄舞子さん」による、さとのわ養蜂研究所周辺をイメージした、自然との共生を表す絵となっています。
こうして、神戸の蜜、丹波の酒蔵、神戸の画家、神戸の酒屋が造る「兵庫わせみつミード」が完成しました。
まずは、3mittsuを多くの方に知っていただき、応援してもらうことで、兵庫県の蜂環境が少しずつでも変わってくれることを期待しています。
岡酒商店わせみつミードプロジェクト:
https://okasake.net/mead/
さとのわ養蜂研究所:
https://38.satonowa.info/
山名酒造:
https://okutamba.co.jp/
イラストレーター松栄舞子さん:
https://www.matsuemaiko.com/
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■ イベント詳細
◆ 日時
2025年
1月19日(日) 15:00-
※盛り上がり具合により、1時間半〜2時間くらいを予定しております
※途中退出可能です
スケジュール
(14:30開場)
15:00- 岡さんのお話など
15:30- 試飲しながら、販売会など
16:30-17:00 終了予定
◆ 場所
space わに
神戸市中央区中山手通3-15-11 2階
・JR 元町駅(東口)より、鯉川筋を山側へ、徒歩10分。
・阪急 三宮駅(西口)より、徒歩12分。
・地下鉄 県庁前駅(東1または西1出口)より、徒歩8分。
アクセス詳細はこちら
http://spacewani.com/access/
◆料金
1,500円(おちょこ3杯(3種類)のミード試飲付き)
※当日現金にてお支払いくださいませ。
【当日販売するミードについて】
・3 mittsu (わせみつミード)1回火入れ ¥4,400(税込)
・3 mittsu (わせみつミード)スパークリング ¥3,850(税込)
※ミードをご購入いただく場合も、当日現金にてお支払いくださいませ。
◆キャンセルポリシー
特にキャンセル料は設けておりませんが、できるだけ多くの方にお越しいただきたいので、キャンセルの場合は、できるだけお早めにご連絡いただくようご協力をよろしくお願いいたします。
◆詳細、お申し込みはわにWEBサイトより
https://spacewani.com/3mittsu/
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Event Venue & Nearby Stays
Space わに, 中央区中山手通3-15-11 2階,Kobe,Hyogo,Japan