Advertisement
第139回 日本の心を学ぶ会 演題:日米地位協定と日米合同委員会について考える(1回目)
我々愛国陣営は「日米地位協定」「日米合同員会」について直視してこなかった経緯がある。
地位協定は28条で構成される。2条で日本国内の基地使用を米側に認め、3条で基地内の管理・運営などのために米側が「必要なすべての措置を執ることができる」としている。基地返還時に米軍が原状回復義務を負わない。米軍の船舶・航空機・車両や米軍関係者とその家族が基地間の移動を自由にできる。米軍人は出入国管理法の適用から除外され旅券や査証(ビザ)なしで日本に出入りできる。米軍が日本に持ち込む品に関税を課さない。米軍関係者による公務中の犯罪は米軍が裁判権をもつなどである。
地位協定とは、屈辱的な占領体制の維持である。
合同委員会とは、地位協定の実施に関する協議機関で、日米両国の政府が在日米軍や米兵に関する運用上の必要事項について話し合う場だ。米国代表は在日米軍司令部副司令官であり、日本代表は外務省北米局長だ。武官と文官が地位協定の実施について、昭和35年(1960)から隔週で都内で開催されるが、協議されるが内容は国会に報告もなければ国民から選出された国会議員が出席することもない。全て秘密のベールに包まれた状態で今日に至る。
今回は「地位協定」と「合同委員会」の諸問題について包括的に講義を行い、回を改めて主点を絞りたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。
勉強会の参考文献
「日米合同委員会」の研究:謎の権力構造の正体に迫る 出版 創元社 著者 吉田 敏浩
日米合同委員会の研究
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 出版 創元社 著者 著 前泊博盛 著 明田川融 著 石山永一郎 著 矢部宏治
【日 時】令和7年1月26日(日)午後6時から概ね2時間
【場 所】文京区民センター 3-B会議室
【講 師】講師 渡邊 昇
【会場費】1000円
【連絡先】渡邊昇 090-8770-7395
※ 今回は文京区シビックセンターではありません。時間も6時開会です。
Advertisement
Event Venue & Nearby Stays
文京区民センター, Bunkyo,Tokyo,Japan