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日時:2025年2月25日(火)―3月2日(日) 12:00-18:30 ※最終日12:00-16:00
会場:サロンドフルール表参道 東京都港区南青山5-7-25
●Palestinian Embroidery OBI & Traditional Dress Exhibition●
Date: February 25 to March 2 from 12:00 to 18:30
Last day open 12:00 to 16:00
Venue: Salon de Fleur 5-7-25, Minami Aoyama, Minato-ku, Tokyo
パレスチナ刺繍とは、パレスチナ女性の民族衣装やインテリアに施された刺繍のことで、パレスチナの農民や遊牧民女性を中心に受け継がれてきました。第一次中東戦争が勃発し多くのパレスチナ人が難民となりましたが、パレスチナの女性たちは自らの刺繍を必死に守り、NGOや国際支援も受けながらその文化を今に伝えています。パレスチナ刺繍はパレスチナ人の文化的アイデンティティの象徴であり、パレスチナ自治区に住む難民・農民の女性の現金収入を得る貴重な手段でもあります。パレスチナ自治区に住む女性たちによるパレスチナ刺繍帯や小物(ポーチなど)に加え、駐日パレスチナ常駐総代表部およびマーリ・シアム大使夫人のご協力のもと、パレスチナのアンティーク民族衣装(非売品)もあわせて展示をいたします。
2023年10月7日に始まった戦争から1年以上がたち、ようやく停戦となりました。この停戦が恒久的な停戦となることを願います。2025年1月中旬の時点でガザでは47,000人の犠牲者が、西岸・東エルサレムでは700人超が犠牲となっています。停戦となった今現在も、イスラエルはヨルダン川西岸地区の難民キャンプを激しく攻撃しています。パレスチナ刺繍は、これまでも多くの戦争を乗り越え、受け継がれてきました。この戦争の中でも、ガザ・西岸の女性たちは刺繍を作り続けています。戦火の中ガザで刺されたクッションカバーも展示いたします。刺繍は、パレスチナの人々の文化的なアイデンティティであり、レジリエンスの表れであるといえます。
現代化により残念なことに世界中の手仕事が失われつつありますが、戦争による文化の破壊は決して許してはなりません。人々の生活の再建の目途がたったら、再びガザの女性たちと帯づくりを再開します。再建の目途がたつまでは、チャリティのための活動も続けて参ります。
アイテム:
*パレスチナ刺繍の名古屋帯(未仕立て・お仕立て上がり)
*パレスチナ刺繍の小物(ポーチ、ペンケースなど)
*パレスチナ刺繍キット
*ベツレヘムパールの帯留め・ブローチ・耳飾り
*クフィーヤ・シュシュ
*羊毛フェルト人形
*パレスチナ ジェニン産オリーブオイル
*パレスチナの民族衣装(非売品)
お問合せ:パレスチナ刺繍帯プロジェクト
Email : [email protected]
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Event Venue & Nearby Stays
サロンドフルール, 南青山5-7-25,Shibuya,Tokyo,Japan