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「GAMA月桃の花」上映会ご案内と鑑賞のお願い戦後80年こうとう市民プロジェクト主催で、映画「GAMA(がま)月(げっ)桃(とう)の花(はな)」上映会を、9月23日(火・祝)14時から深川江戸資料館レクホールにて開催いたします。
「GAMA月桃の花」は、沖縄戦終結から50年にして初めての「沖縄県民映画」です。1995年6月23日、摩文仁の平和祈念公園で「平和の礎(いしじ)」の除幕式が行われました。沖縄戦で亡くなった23万人余の人々の名前が、国籍を問わず、海に向かって立ち並んでいます。この「平和の礎」の建設が進められる中で、沖縄の文化人、演劇人、映画人、そして一部の財界人など戦争を体験した人々の間から「沖縄戦を無にしないために、沖縄の心を映像化しよう」という話が盛り上がりました。そして1996年に完成したのが「GAMA月桃の花」です。
一人の平凡な母親が、沖縄南部を家族と共に逃げまどい、家族が一人、また一人と戦場に倒れ、命からがらたどり着いた「ガマ(洞窟)」で、語るに語れない恐ろしい体験をします。劇映画ではありますが、まるでドキュメンタリーのような迫真の映像です。「ちゅらさん」でおなじみの平良とみさん、竹の子族のアイドルで若くして亡くなった沖田浩之さん、サッカー解説でおなじみの川平慈英さんも、重要な役で出演されています。
上映後の解説者には、牛島貞満さん(沖縄第32軍牛島満司令官の孫・元小学校教諭)をお招きしました。牛島さんは「GAMA月桃の花」のモデルである安(あ)里(さと)要(とし)江(え)さんの生前にインタビューしており、沖縄戦当時安里さん一家が沖縄島南部に逃げたときの足跡を詳しく説明してくださいます。詳細な資料もご用意いただきます。
「GAMA月桃の花」は、沖縄修学旅行の事前学習として全国で上映を重ねてきました。DVD化されておらず、フィルム上映となります。「軍は住民を守らなかった」という沖縄戦の事実を、今一度胸に刻む機会としたく存じます。また、現在「南西諸島」において軍事的緊張が強まる中、「命どぅ宝(命こそ宝)」を大切にする精神が今こそ求められています。沖縄戦終結から80年、江東区で鑑賞できる貴重な機会ですのでぜひご来場ください。
<開催日・場所>
2025年9月23日(火・祝)深川江戸資料館B1レクホール 定員120名
13:30開場 14:00上映開始、16:50終了予定
前売り券1000円、高校生・障がいのある方500円
申込先[email protected] またはこの投稿のコメント欄
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Event Venue & Nearby Stays
深川江戸資料館, 白河1-3-28,Koto, Tokyo, Japan